萬重さんの季節の会席料理
最初のお膳のセッティング
夏の味 いろいろ
楽しみだな
オリジナルの紙ナプキンを拡げて
乾杯の冷酒は 佐々木酒造の蔵出原酒
飲みやすかったので あと1合 追加して
Oさんとお酌し合って いただきました
その後は 麦焼酎ロックで〜
八寸
鱧寿司(はもずし)
鬼灯り盛り鼈甲玉子(おにあかりもり べっこうたまご)
蓴菜山葵酢(じゅんさいわさびず)
石垣小芋(いしがきこいも)
夏鴨ロース八幡巻き(なつかもロースやわたまき)
伏見唐辛子白和え(ふしみとうがらし しらあえ)
南瓜カステラ(かぼちゃカステラ)
漢字の読めないRukoさんのリクエストにより 平仮名も書いておきます
季節感たっぷりで 見て楽し 食べて美味し
鬼灯(ほおずき)の実に見立てた
卵の黄身の味噌漬けの 鼈甲玉子
チュルンとしたジュンサイ 好きです
食べた後の八寸皿に 残ったのは
梶の葉 青もみじ 鬼灯
七夕の願い事は五色の短冊にしたためるのですが
昔は紙は貴重品だったので
短冊の代わりに 梶の葉に 願い事を書きました
葉の表面に産毛があって 墨をはじかないのです
そんな 7月だけの あしらい
造里(つくり)
お造りは
鯛(たい) 鮪(まぐろ) 剣先烏賊(けんさきいか)
あしらいは
大根 大葉 穂紫蘇 二十日大根 水前寺海苔 山葵
吸物
銀彩の富士型椀
蓋を取ると 爽やかな色目の お清し(おすまし)
清し仕立て
鱧葛打ち オクラ豆腐 薄切り蓮根 柚子
焚合(たきあわせ)
八つ手模様の 煮物椀
鯛上身煮(たい うわみに)
牛蒡 絹さや 繊生姜
普段はお造りになる 上身だけを炊いたもの
お味は 我が家のあら炊きとよく似た味だったけど
上身ってのが 贅沢感有り
でも これは真似出来ない技だわ
繊生姜(せんしょうが) ものすごく細い針生姜です
上身煮は 食べきれなかったので お持ち帰り用にしてもらいました
これは 良く炊いてあるので 持ち帰っていいんですって
これは 隣のお部屋の煮物椀
金彩の柘榴(ざくろ)模様
日本料理は 器も楽しみのひとつよね
酢の物
水雲酢(もずくす)
茹蛸(ゆでたこ) 蛇腹胡瓜(じゃばらきゅうり)
蛸は ちょっと硬かった
焼肴(やきざかな)
鯛塩焼き
出汁巻玉子 甘藷蜜煮 酢茗荷
出汁巻き かなり やわやわでした
留肴(とめざかな)
賀茂茄子揚出し
玉蜀黍掻揚げ(とうもろこしかきあげ) 万願寺唐辛子
糸花(けずりかつお) 卸し(大根おろし) 天出汁
ご飯
ここの名物のご飯のせいろ蒸し
せいろ蒸し(鰻 椎茸 金糸玉子) 赤出汁 香の物
赤出汁が しみじみ 美味しかった
水菓子
グレープフルーツゼリー ピオーネ 西瓜
白桃コンポート チェリー イタリアンパセリ
青釉に色とりどりのフルーツ
フルーツは甘かったです
お料理のお味は 良かったです
西陣の旦那衆に育てられた 味と技なんでしょうね
今回は 80名の大人数だったので大変だったとは 思いますが
衛生面で 気になったこともあったのでちょっと残念
持ち帰った 鯛の上身煮は 晩ご飯の一品になりました
ごちそうさまでした
2017. 07. 12