トワル・ド・ジュイ |
お仕事の先輩で 母の後輩でもある
Setsukoさまから
渋谷のbunkamuraで開催中の
「西洋更紗 トワル・ド・ジュイ 展」のチケットを頂戴したので
行ってきました
日本の展覧会や美術館は ほとんど写真撮影がNO GOODなので
入り口だけ
ちらしにもなっているこのポスターの上の方のプリントは
プチトリアノンで遊ぶ マリー・アントワネットといわれている
エッチングプリント
そもそもSetsukoさまがチケットを下さったきっかけは
昨年 新商品の企画決定のお仕事をご一緒した時に
来年度のテーブルクロスの柄→*は
「トワル・ド・ジュイ風がいい」とNobaraが提案して
それが決定したのを 覚えていらして
「トワル・ド・ジュイ お好きだったわよね」と
わざわざ ご連絡下さったのです
はいは〜い 大好きですとも
本家本元のフランスのトワル・ド・ジュイ美術館まで
行ったくらいですから〜
こちらのポスターと同じものも 見て来たはずと
京都に帰ってから 昔の写真を見てみたらありました
しかも 今回の展覧会より ジュイの布がたっぷり
写真に収めてあったので こちらでもご紹介しますね
フランスへ行ったのは 2009年の暮れで
行く前に地図を見ていたら ベルサイユとジュイ・アン・ジョサスが
すごく近いことを発見したのです
ジュイ・アン・ジョサスは美術館のあるジュイ村の中の
地名です
トワル・ド・ジュイは ジュイの布って意味です
パリに着くのは大晦日の朝早くだったので
美術館のサイトで運営日の確認をして
ベルサイユ宮殿を見学後に向かう事にしました
でもツアーじゃなかったから ベルサイユ宮殿では行列に並んだり
列車に乗り間違えたりして 最寄りのプチ・ジュイ・ル・ロジェ駅に
降り立ったのは午後2時をまわっていました
Petit Jouy Les Loges
お見苦しい輩が写っているけれど 見えない振りして下さい^^:
ホームが板張りですごくかわいい駅でした
降りたのは 私達夫婦だけ 改札も無くて の〜んびり
ど〜んよりした 冬の小さな町をてくてく
Musée de la Toile de Joiy
プチシャトーの 素敵な美術館に着きました
料金を払った記憶がないのですが 人もほとんどいなくて
貸し切り状態 ゆっくり見学できました
250年前に 工場を設立したオーベルカンプさんのお部屋を
模した室礼
ドレス 家具 壁紙 カーテン
様々なトワル・ド・ジュイが見られます
素敵な柄のドレス
元は王侯貴族の物だった 中国やインドの更紗を元に
シルクからコットンにプリントすることで
たくさんの人の手に渡るようになりました
左の子供用のドレストップは渋谷で再会しました
ターシャ・テューダーもこんなドレスを
コレクションしていたなぁ
黒地の柄は地味な中に派手さがあって それがまたいいのよ〜
ブティ(キルティング)のスカート
こういうの 好みです
布を作る工程をプリントしてある布
真ん中で子供の手をひいているのが オーベルカンプさん
トワル・ド・ジュイといえば 今ではこのエッチングプリントが
代表のようになっていて
特にアンティークは大人気で
いい状態のものは かなり お高くてとても買えないのです しくしく
人々の暮らしや行事 自然が描かれて
見ていて飽きる事がありません
西洋の更紗も 大好きです
色の組み合わせが 素晴らしい
これも更紗 ドレスになったもの
古い手捺染の味わいが残る布
端切れが貼られた見本帖
東洋的な柄から 西洋オリジナルな柄に......
館内の様子は次回につづく
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