バンダチの中貼り |
先月 お迎えした李朝箪笥のバンダチには
(なんか笑った顔に見えない?)
中に白い紙が貼ってありました
(ただの大きな画用紙のようです)
案外 きれいだったので そのまま使ってもよかったのですが
どうせなら和紙でも貼りたいと思ったのです
昔の和紙は薄くても質が良くて
一閑張りや襖などは昔の大福帳を下貼りに使っているのだと
H氏に聞いていたので
ちょっと真似してみたいなぁって.....
古い和紙などをH氏が出してくれたのですが
この中に 義母が書いたお習字がありました
義父が亡くなってから 始めた書道
これは先生から合格をいただいたお習字を
残してあったもののようです
いつの間にか 師範の資格も取得していました
覚えているのは いつも薄くて上等の半紙で
お習字していたこと
書き損じは ただ捨てるのはもったいないからと
キッチンの油汚れを拭く時に使っていました
薄い半紙なので 白い紙はそのままにして
貼っていきました
何て書いてあるのか 所々しか判らないのが
残念です
「いつか 教えてね」と言うばかりで
いつかは 永遠に来ないのだと
失ってからわかるものだと 実感
ばぁばもまさか こんな所にお習字が貼られるとは
思わなかったでしょうね
ばぁばが亡くなって2年
同居は絶対に大変っていつも思っていたのに
いろいろな事 助けてもらっていたなぁと
いい思い出ばかりが蘇って 涙なのです
(なんだか いい嫁コメント へへ)
この扉を開けて また泣くかもしれないけれど
いいよね
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