蟷螂山(とうろうやま)を後にして
四条傘鉾 郭巨山(かっきょやま)と順調にスタンプを集めています
郭巨山は 貧困で 自分の母親を養うために
我が子を土に埋める為の穴を掘っていたら
金貨の入った釜が出て来たという 中国の故事をモチーフにした山で
スタンプにもお釜と鍬が描かれています
う〜ん 今だったら 母親が埋められそうだけどね 笑
祇園祭の 鉾や山は中国の故事を 題材にしているのが
多々あるのだけれど
昔は 中国の故事を学ぶ事が 教養のひとつとされていたからだと
言われています
来年からは ひとつひとつの山を
もっとじっくり 眺めて 楽しみたいと思います
ここからは 初めて訪れる 山ばかり
油天神山
油小路(あぶらのこうじ)にある天神さんを
山のご神体にしているので 学業成就のご利益があるそうです
太子山
ここは 一番東の端の山なんだけれど すごくいい雰囲気でした
聖徳太子をお祀りしています
ここにある 懸装品が 巡行の時に懸けられて
豪華絢爛に 練り歩くのですね
木賊山(とくさやま)
謡曲の「木賊」を題材にした山
子をさらわれて 木賊を刈っている老人と
親を捜している子の再会物語
子供たちが 手ぬぐいやちまきを売る 呼び子をしています
「ちまき どーどすか〜」「手ぬぐい どーどすか〜」
芦刈山
これも 謡曲 「芦刈」が題材
妻と別れて 芦を刈って暮らす老人が妻と再会する物語
前懸けは 山口華楊(やまぐちかよう)
なんか 懐かしい〜
今 山口華楊を知っている人 あんまりいないかも
もう 薄暗くなって 提灯に灯りが入りました
明るいところで見たら きっと 迫力あるだろな
綾傘鉾
今は 大きな傘だけの 綾傘鉾ですが
昔は ちゃんと鉾の時代もあったそうで
これが 鉾の模型で 後ろの方にある鶏が 乗っていたようです
焼失してしまったそうですが なかなか立派でったのですね
ここの お囃子は素晴らしくて 思わず聴き入って
終わったら 回りは大拍手でした
スタンプ貰うためにまた 鶏鉾に行って
もう 足も痛くなってきたので 今日は次で最後
月鉾
辺りはすっかり暗くなって 人出が多くなって来ました
もう 足も 丸太みたいに重いわぁ
夕暮れの中に浮かび上がる 提灯 やっぱりいいもんですね
でも よく歩きました
2017. 07. 14