日本の文化を体験したい方が 我が家を訪れてくれるのですが
GWにスイスから来てくれた
Aurelia オーレリア とは とても心を通わす事ができて
Nobaraにとっても 素敵な経験でした
仰々しくないものを プレゼントしたいなと
思っていたところ
郵便局で 切手趣味週間の記念切手を見つけました
今年の柄は
燕子花図屏風(かきつばたずびょうぶ)
PHILATELY 切手収集の趣味は無いけれど
美しい切手が売り出されると シートで買うことは よくあります
(いつか そんな切手を 額に入れて 飾りたいとは 思っている)
燕子花図屏風
言わずと知れた 尾形光琳の六曲一双(六面の屏風が二組ってことね)の
国宝の屏風
青山の根津美術館の収蔵品で この季節だけ展示されます
(今年は明後日まで)
根津美術館へは 京都に来る前だったか 後だったか
(とにかくすごい昔)
H氏と 観に行きました
あんまり 人もいなくて ゆっくり観れました
(今はどうなんでしょね)
写真で見るより 色が明るくて綺麗だなって思いました
花に使われている 岩絵の具は群青(ぐんじょう)
群青はラピスラズリを粉にしたものだから
もう 宝石が咲き誇っているようなものですわね
(下世話な表現しかできなくて ごめんあそばせ)
2008年に東京国立博物館であった
国宝がこれでもかと 惜しげ無く展示された
「大琳派展」で 再会して まだ2回しか
本物を見ていないけれど 大好きな作品です
切手の方はですね
うまい具合に五曲にしてあるんですね〜
ミシン目も入っていますが もったいなくて
切り離せないです
日本の切手は世界一 美しいと言われて
切手蒐集家(しゅうしゅうか)には人気なんだとか
でも それだけでなく びっくりなのが
OGATAと入った 透かしの部分
ほら 角度によって KORINになるんですよ
これ 貼ったあとでも 動かすと変わるようです
こういう 小技があると ますます集めたくなっちゃうなぁ
最近はメールで済ませてしまうことが 多いけれど
お手紙にこんな切手が貼ってあったら うれしいよね
おまけ
かきつばた は 無いけれど
ジャーマンアイリスが 咲いている 家の庭
この雰囲気も けっこう好きです
2017. 05. 12