1月 最後の土曜日 広島旅行のついでに
岩国まで足を延ばして 錦帯橋を見に行ってきました
その橋を知ったのは まだ実家で暮らしていた頃
出張のついでに行って来た父から聞かされたことでした
江戸時代 参勤交代の大名行列もわざわざ この橋を通るために
山陽道をはずれてこの地へ足を 延ばしたのだそう
橋のたもとの松を横倒しに伸ばして
威張っている大きな藩の行列もここをくぐって
頭を下げないと 通れないようにしたんだよ って
痛快な話を いつも面白可笑しく してくれた父
昨年 母も行ってきて とても良かったと言っていたので
チャンスがあれば 行こうと心に決めていたのです
そこに仕事の打ち上げを兼ねた 広島旅行
メンバーと合流するまでの 隙間時間で
しばしの ひとり旅になりました
新幹線ひかりが新岩国駅に到着した時間は
バスの無い時間だったので タクシーで向かいました
10分ほどで料金は1620円
やってきました
うつくしい〜
錦川に架かる 五連のアーチは
江戸時代 岩国城のお殿様の吉川広嘉(きっかわ ひろよし)が
中国の西湖の島に架かる橋の絵図を ヒントに 創建され
1673年に完成したんだって
朝 早いので 人影も見当たりません
早速 橋を渡る 往復300円
まだ 霜が残っていて 滑らないように そろそろと渡りました
五連のアーチの内 三つは 急なこう配になっているので
上れるかな?と心配していましたが........
階段状になっているので 大丈夫でした
水の澄んだ 錦川
橋の一番上から 川下を見る
川は 曲がりくねっています
反対側は山の上に岩国城
この後 ロープウェイで岩国城に行く予定でしたが
ガイドの方から 3月まで点検で運転中止中ときいて あらら
他の見所など お訊きして 橋を独り占めして 渡りました
傍まで行けないから お城拡大
ここからの眺め 素晴らしかっただろうな
また いつか来る 楽しみにしましょう
渡り切った 向こう側の袂に 松がありました
これが くだんの 松
「槍倒し松」
やりこかしっていうんですね
詳しくは この説明文をお読み下さい
(父の話とはちょっと相違点があったけど)
元々の松から実生で育って 移したそうだけど
樹齢300年の立派な松です
こんな橋を造っちゃうなんて 江戸時代の人もすごいねぇ
橋脚の部分も美しい〜
この後 山のふもとを少しうろうろ
堤防の桜並木 きれいだろうなぁ
雲ひとつない 本当にいい天気
ここにも中国の団体さんが やって来ていました
帰りは丁度バスが出る所だったのでバスで
新岩国駅まで 戻りました
2017. 01. 28