祇園祭 2014 うろうろ |
今年の祇園祭 前祭り(さきまつり)の山鉾巡行
お天気にも恵まれて無事に終わったようですね
今年から 後祭り復活とやらで 大トリを飾る
大船鉾が再建 初お目見えなのが 楽しみです
遠くから来られる方は一度に全部 見られないと
こぼしておられたのを 耳にしましたが......
すばらしい 祭りを間近で見られるのだから
もっと せっせと足を運ぼうと思いました
子供が小さい頃は 屋台巡りが中心でしたが
もういい大人になった今 歴史や美にふれる
巡り方を楽しもうと思います
孟宗山
松に白い綿がきせてあるのは 雪に見立てたもの
中国二十四孝人の一人 孟宗が病気の母のために
雪の中から 掘り当てた筍を食べさせたら元気になったという
故事にちなんでいます
こんな うんちくをそれぞれの町衆に伺いながら
まわるのも 愉しいところ
胴掛けは平山郁夫のシルクロードの絵画を元に織られたもの
山鉾の懸装品の殆どがかつて シルクロードから日本に
もたらされた事を彷彿とさせますね
祇園祭の花 ひおうぎ もあちらこちらで 見かけました
厄よけの意味も有るとの事
鯉の滝登り
龍紋
こちらも龍
おめでたい柄のオンパレード
衣桁に掛かった小袖
絵の中でしか見た事のない情景がリアルに見られます
山伏山では
夏越し(なごし)の茅の輪くぐりが設けられていました
お賽銭がすぐに出せなくて 入れた振りしてお参りしてしまいました
エアーお賽銭? 今度 倍入れておきます
こちらも 古くて 江戸時代のもの
ものすごく目近に見られます
鯉山は後祭りの参加ですが 会所は開いていました
登龍門
鯉が滝を登ると龍になるという故事にちなんだ 鯉山でした
この巨大 唐草ふろしきも毎年掛けられてます
手のひらサイズの山鉾も売られています
ここにも ひおうぎ
屏風祭をされている お宅に飾られた 長刀鉾
格子の隙間から 覗き見します
屏風祭もじっくり まわりたいものの一つ
屏風祭 有料無料ありますが こちらは無料
赤い傘と提灯は山鉾の目印
ここは 霰天神山(あられてんじんやま)
それぞれにいわれのある 家紋があります
これは天神さんの梅の紋
昔 京都の大火に霰が降って 火事を消し
その時空から降ってきた 天神さんをお祀りしていて
火事除け 雷除けの守り神になっているそう
なんかファンタジーな話
提灯の三つ巴は 雷さまのでんでん太鼓だったわねぇ
またもや つづく